【Seiko5 SNXS77K 】1万円代買える機械式時計について【初めての機械式時計】

こんにちは。『本格的な機械式時計って安くても10万円くらいするんでしょ?』と私は思っていました。

『10万も時計にお金を出せない・・』そう思っていたこともあります。そんな私でも機械式時計を買うことができるんです。

しかも1万円代で機械式時計が買えるということができるんです!!

今日は1万円代で買える機械式時計について書いていきたいと思います。

 

まずSeiko5(セイコー5)ってなに?

Seiko5(セイコー5) とは1万円代で買えるセイコー社の機械式時計になります。コストパフォーマンスに優れた機械式時計で60年代まで日本で生産されていました。

Seiko5(セイコー5)には海外製と日本製の2種類があり、国産のものが1万円代でかえ、海外製が5000円ぐらいから買うことができます。

Seiko5(セイコー5)の海外製と日本製との性能差は違いがないので、好きな方を選んでください

ちなみに最後から2番めの文字がKの場合は海外製で、Jの場合は日本製となっています。以下の商品は海外製となっています。

また曜日と日にちがわかるようになっており、実用性の高い腕時計となっています。英語とスペイン語表記になっており、切り替えが可能となっています。

下の時計は私物のseiko5 SNXS77Kという時計になります。ちなみにカレンダーはスペイン語表記となっています。

Seiko5 SNXS77K

Seiko5 SNXS77K

Seiko5 SNXS77K

Seiko5 SNXS77K

ちなみに上の写真は英語表記になります。こういう遊びがSeiko5にはあります。

 Seiko5(セイコー5)の特徴① なぜこんなに安いの?

Seiko5(セイコー5)の特徴は文字盤に5と書かれている時計となります。電池交換が不要で値段も安いので使い捨て時計として使われていたこともあります。

実際ベトナム戦争では米軍がディスポーサルウオッチ(使い捨て時計)として使用していました。

中東では値段が安く、日本製の腕時計ということでSeiko5(セイコー5)は人気の時計となっています。

また中東にかぎらず、電池交換が難しい地域でも安心して使える時計として海外での人気が高い腕時計となっています。

本来機械式時計は手でゼンマイを巻くこともできますが、セイコー5はモデルにもよりますが、手で巻く機能とりゅうずをひくと秒針が止まる機能がありません。

このように手で巻く機能とりゅうずを引くと秒針が止まる機能(ハック機能といいます。)徹底したコスト削減により安価な腕時計を生産していることも特徴的です。

Seiko5 SNXS77K  メタルブレス

Seiko5 SNXS77K  メタルブレス

 

そういった機能がないため他の機械式時計と比べて安いということが挙げられます。

 値段も安く手に入れやすいことからも、日本でも機械式時計を初めて買う人からも選ばれています。通な人は改造して自分だけの1本にしています。

また本格的な機械式時計と比べて安いということもあり、海外旅行で途中で電池が切れてしまう心配をせずに身につけていけるという安心感もあります。

また使い捨て前提の時計なので、なくしたり、壊れることを心配せず身につけることができるという点も大きなメリットです。

Seiko5(セイコー5)の特徴② 時計の大きさと時計の裏側について

そして時計自体の大きさですが様々なサイズ展開がされております。

29ミリ、36ミリ、38ミリ、42ミリと腕が細い人から太い人も使えるサイズになっており、大きい時計が苦手な方でも使えるサイズ感になっています。

Seiko5(セイコー5)の特徴③ 時計の裏側について

時計の裏側を見てみると時計の中の機械を見ることができます。これは裏スケルトンといい、時計の中の機械を楽しむことができます。

Seiko5 SNXS77K の裏側 裏スケルトンです

Seiko5 SNXS77K の裏側 裏スケルトンです

Seiko5(セイコー5)のような安価な機械式時計にこのような裏スケルトンがある理由を知っていますか?

実はこの裏スケルトンは偽物防止の為に作られているんです!!seiko5(セイコー5)ってこの値段なのに偽物作る人いるの?!と思ったことはありませんか?

実はネットで探すとありました。1万円というとある国では毎月の給料の半分という国もありまして、そういった国では非常に高級な時計になります。

そこで偽物が作られ、本物のSeiko5(セイコー5)が売れなくなってしまいます。

そういったことを防ぐためにも裏側をガラス張りにして、偽物との区別をつけているそうです。

もちろんこういった裏スケルトンは機械式時計にのみできるデザインとなります。ちなみに裏側に書いてある7s26とはこの時計に使われている機械の名前です。

Seiko5 SNXS77K の裏側にかいてある7s26って?

7s26はセイコーの中でも低価格帯の時計の中の機械(キャリバーといいます)で、手で巻く機能がない分、低価格で丈夫なキャリバーとなります。

また簡単に製造でき、さらに丈夫なのでというところからも発明されてから長い歴史があります。

カレンダーが英語表記、スペイン語表記との切り替えがめんどくさいということもありますが、使い続けると慣れるのでそこまで気にする必要はありません。

また予算が許せば、手巻き機能がついている4Rシリーズもあります。プレサージュシリーズの時計は4Rシリーズのキャリバーが使われています。

Seiko5にも使われている機械式時計ってなに?

機械式時計とは時計の中に入っている機械が腕の振りを動力としてゼンマイを巻き上げます。その巻き上げたエネルギーで時計を動かす時計となります。

Seiko5のような機械式時計は電池交換の必要がないので、電池交換をする設備が整っていない途上国を中心使用され続けていました。

特にSeiko5(セイコー5)は電池交換の必要がなく、腕につけて動かすだけで時計が動いてくれるのでメンテナンスフリーと誤解され、途上国で使われ続けました。

もし壊れて動かなくなったとしても時計を捨て、また新しい時計を購入するので特に問題がないというのも人気になった原因の1つでしょう。

日本でも70年代まで日本で製造されており、様々なタイプの時計を世に出してきました。しかし人件費の高騰などで生産は海外がメインとなりました。

セイコー5は国内向けのセイコーのカタログに載っていませんが、今現在でも機械式時計好きな方に愛され続けている商品です。

そういったこともあり、2,3年前にセイコー5スポーツとしてリニューアルされたものが正式に国内向けのセイコーのカタログに載ることになりました。

セイコー5はもともと使い捨て時計という側面から時計が動かなくなってしまっても使っていた時計を捨て、新しいものを買うことで、問題なく使用してきました。

使い捨て時計なので修理費を考えることなく、使うことができるという気軽さもありますが、他の本格的な機械式時計は数年に1回修理に出す必要があります。

機械式時計はものによりますが、安いやつからでは2000円くらいから高いものだと1億円以上のものまで様々です。

 

どうして機械式時計はそんなに高くなるの?

実は機械式時計は電池式時計と比べると、時計職人さんが工夫しようと思えば高くなってしまうんです。

例えば、ミニッツリピーターという決められた時間ごとに音が鳴る仕組みの時計があるのですが、これを作るのに非常に時間とコストがかかります。

時間とコストがかかった分、価格に上乗せされています。時計が高級になればなるほど、手作業が増え大量生産が難しくなります。

また、時計の中の機械(ムーブメントといいます)は1個開発するのに1億円以上のコストと時間が掛かるとされています。

名機と呼ばれるムーブメントは長い間中、使用者に愛用され続けてきた機械ばかりです。

Seiko5(セイコー5)ってどうしてこんなに安いの?

Seiko5(セイコー5)はどうしてこんなに安いのかというと部品を日本で作り人件費の安い海外で組み立てていることが挙げられます。

高級な機械式時計と比べると非常に材料費のコストカットを行っており、使い捨ての時計と割り切られている時計です。

その証拠にメタルブレスはステンレスのメタルブレスと比べると安っぽい作りをしていますし、よく見るとあまり高級感が感じられない時計となっています。

Seiko5 SNXS77K  メタルブレス

Seiko5 SNXS77K  メタルブレス


上の写真はSeiko5 SNXS77K に使われているメタルブレスになります。

GrandSeiko(グランドセイコー)やRolex(ロレックス)と比べると安っぽいメタルブレスになります。こういったところでコスト削減を行っています。

使い捨て時計として製造されているので修理のことを考えず生産していることからもSeiko5(セイコー5)の安さにつながっているのではないでしょうか?

そのような点を割り切って使うのであれば、非常に使いやすい時計ということもあり、個人的におすすめの時計となります。

このメタルブレスを変えたい場合、他のベルトに変えることができます。

個人的に使ってみて感じたことはどうしてもブレスがペラペラなのですごく気になります。

いつも革ベルトの時計を使っているので、いつか革ベルトに変えようかなと考えています。

ちなみに革ベルトに変えるとこんな時計になりました。

革ベルトに替えました

革ベルトに替えました

随分と表情が変わりました。このようにベルトを変えるとガラッと雰囲気が変わります。個人的には非常に使いやすい時計になったなと思います。

これからガシガシ使っていきたいと思います。

今回は黒い革ベルトでしたが、次は茶系のベルトに変えようかなと思います。

あとガラスに指紋がつきやすいので、気がついたらメガネ拭きのような柔らかい布でときどき拭いてあげるといいかなと思います。

Seiko5(セイコー5)はどこで買えるの?

ビレッジヴァンガードのような雑貨屋さんやアマゾン、楽天市場で買うことができますが個人的にネットでおすすめしたいショップがいくつかあります。

そのなかでも特におすすめしたいショップを紹介していきたいと思います。

3S(スリーエス)

3S(スリーエス)はセイコーの時計を中心に扱っているネットショップです。『セイコー専門店』の看板通り国内で流通しているものから海外のみで販売されている商品まで扱っています。

扱っていないのはCredor(クレドール)くらいで、それ以外の時計は扱っています。『セイコーの時計をネットで買うならここというくらい充実しています。

また裏蓋に名前を彫ってくれるサービスや時計の革ベルトの販売も行っております。Seiko5(セイコー5)の時計を自分で改造することもできる品揃えですので、気になった方はぜひここのサイトを調べてみてはいかがでしょうか?

SEIKO5(セイコー5)を買った後、ついでに革ベルトを購入するとメタルブレスを革ベルトに交換してみたりして自分だけの1本に改造できます。

Mr.Shop 時計屋さん(ミスターショップ とけいやさん)

Mr.Shop 時計屋さん(ミスターショップ とけいやさん)もSeiko5(セイコー5)の時計を扱っています。

コチラのショップはセイコーのみではなく、他の時計メーカーも扱っています。Mr.Shop 時計屋さん(ミスターショップ とけいやさん)はSeiko5(セイコー5)の時計をただ販売するだけでなく、時計をカスタムして販売も行っているようです。

またカスタムしたSeiko5(セイコー5)の時計の写真も載せているのでどんな改造をしようかと考えている方の参考になるのではないでしょうか?

Seiko5(セイコー5)の時計を改造することによってその人だけの1本を手に入れることができます。

腕時計本舗(うでどけいほんぽ)

腕時計本舗(うでどけいほんぽ)Seiko5(セイコー5)の時計を扱っています。もちろんSeiko5(セイコー5)以外の時計も扱っています。

Seiko5(セイコー5)の時計で機械式時計の練習をして、ある程度知識がついてきたら、他の機械式時計に挑戦してみるというのもいいですよね。

またサイズ調整などもやってくれるので、その点も非常にありがたいですよね!!

まとめ

  • Seiko5(セイコー5)は値段が安く、通な人は改造して自分だけの1本にすることがある
  • 初めて機械式時計を買う人にとってSeiko5(セイコー5)はおすすめの1本である
  • Seiko5がほしいなら3SかMr.Shop 時計屋さん(ミスターショップ 時計屋さん)が品揃えが豊富でおすすめ
  • 腕時計本舗(うでどけいほんぽ)はSeiko5(セイコー5)も扱っており、サイズ調整なども行ってくれるサービスがあります。

 

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