こんにちは。まず革靴を調べていると種類が多すぎるということで困ってないでしょうか?革靴は様々な飾りがあるということはご存知でしょうか?簡単にまとめてみました。
ストレートチップ
この靴はビジネスや結婚式・披露宴、葬式などといった冠婚葬祭などでよく履かれる靴の1つですね。英語ではoxford(オックスフォード)と呼ばれる靴ですね。
黒や茶色でもビジネスで合わせやすいものになります。似たようなものにパンチドキャップトゥと呼ばれるものがあります。これもまたビジネスで用いられることがおおい革靴です。
パンチドキャップトゥ
この靴はストレートチップの仲間で横に広がる穴飾りがついているものです。ストレートチップよりも華やかな印象です。
もちろんこの模様の靴もビジネスに合わせることができます。
セミブローグ
この靴はパンチドキャップトゥと比べてさらに模様が増えます。よほどかっちりとした職場でなければビジネスでも大丈夫です。
この穴飾りはスコットランドの湿地帯から戻ってくるときに濡れた靴が早く乾かすために穴をあけていたことがもともとの由来です。
昔外交官が好んで履いていたことからdiplomat(ディプロマット)とも呼ばれています。
ここまではビジネス向けの革靴となります。
次からは少しカジュアル向けの革靴となります。近年では、あまり重要視されることも少なくなったとは思いますが、知っておいて損はないと思います。
フルブローグ(またはウィングチップ)
この靴もまた、セミブローグと同じような用途で使われていました。セミブローグよりも模様が多くなり、武骨な雰囲気が漂う革靴です。
どちらかといえばスーツよりもジャケットやカジュアルな服装に合わせやすく、好んで履かれる方が多い革靴の種類です。
フルブローグとはイギリス英語でウィングチップはアメリカ英語です。
これも私物です。
ユーチップ
ユーチップとはその名前の通り、上から見てUの字を描くように模様が入っている革靴のことです。
もともとアメリカではゴルフをするのに用いたり、フランスなどのヨーロッパでは狩りをするための靴として用いられることが多い革靴です。
あるイギリスのブランドではこのモデルの靴が日本で一番売れたという話が残っているほど日本では人気です。しかしながら本来はビジネス用の靴ではありません。
これらを守らないとどうなるか
日本では特にこれといったことはありませんが、もしあなたがタキシードを着る必要があるようなパーティーや海外の高級レストランに行くのであれば必ず守る必要があります。
TPOに合わせた格好をすることをドレスコードといいますが、海外の方が厳しいです。イギリスでは王族が着ている物や履いている靴の種類までしっかり見られます。
ここまで気を付けようというわけではありませんが、靴好きなら知識としていれておいても損はありません。
カジュアルシャツとドレスシャツの違いについてはこちら
外羽(そとばね)式と内羽(うちばね)式の靴について