こんにちは。今日は電波式時計について書いていきたいと思います。まず電波式時計というのは、電波を受信して動く時計となっています。
普通の電池式時計と比べて操作がラクというのが大きな特徴です。
電波式時計の仕組み
電波式時計の内蔵されているアンテナが電波を受信して時刻情報へ変換することで時刻が修正されるので、正確な時間を表示しています。
1日1回電波の状態が良くなる午前2時ごろに自動受信する仕組みとなっており、これまでの時計とは違う特徴を持っています。
自動受信する必要がないので、わざわざ自分で時間を合わせる必要がないのが特徴です。
大抵の電波式時計はソーラー式という光を動力に変える機能があります。ソーラー式だと電池交換の必要がないので、経済的です。
電波式時計のメリットについて
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時間を調整する必要がない
まず、電波式時計は電波を受信して時間を表示する時計となっています。
ちなみに日本では福岡県と福島県に電波塔がありまして、西日本では佐賀県の電波塔から電波を受信し、東日本では福島県から電波を受信します。
電波を受信して勝手に時間を合わせてくれるので所有者はわざわざ時間を調整することがないというのが大きなメリットです。
なので、工場や目覚まし時計など正確性を求められる場所や場面では威力を発揮します。
自動で時間を合わせてくれるので、めんどくさがりの人におすすめです。
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電池交換の必要がない
ソーラー式の機能があれば、電池交換が不要です。普通の電池式時計は2~3年に1回電池交換の必要がありますが、ソーラー機能付きなら時計屋さんに行かなくていいです。
電波式時計のデメリット
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場所によっては電波を受信しにくい
例えば、地下鉄のプラットフォームなどの電波が届きにくい場所があります。そのような場所に行けば電波が届きにくいので、時間がずれることがあります。
対処法としては地上に出るか、窓側で電波を受信するまで数分間待つと正確な時間を刻むことができるので数分間待ってみましょう。
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外国などに行った場合
海外などに行くと現地時間と日本の時間が合わなくなってしまうことがあります。
その場合は手動で時間調整をするか、海外でも自動で時間を調整することができる電波時計を買うことをおすすめします。
時計によっては海外の電波塔の電波を拾ってくれるモデルもありますので、確認してみてはいかがでしょうか?
ただし、電波を拾ってくれる地域が限られるので、それ以外の地域に行く際は手動で合わせる必要があります。
さらにお金が出せるなら電波時計をさらに高性能にした『衛星時計』というのがありますので、そちらのほうも検討してみてはいかがでしょうか?
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災害などの非常事態に弱い
2011年の3月の東日本大震災では福島県に被害がでてしまい、一時電波を受信することができなかったということがありました。
数日後には復活しましたが、復活するまで混乱が起きました。
このようにめったに電波塔がある県で災害が起こった場合このようなこともおきてしまいます。
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2次電池交換の必要がある
ソーラー機能がついている時計は光を動力に変える機能があるのですが、その機能を果たす2次電池というのものが時計に入っています。
ソーラー時計
おすすめの電波時計
私がおすすめするのはこの時計です。
まとめ
- 電波時計は時間を調整せずに時間を合わせてくれるので使いやすい
- 地下鉄のプラットフォームなど電波が入りにくい場所では時間がずれやすいので電波が入りやすい場所に移動すること
- 海外旅行に行くときは海外でも自動調整してくれる電波時計を買うか、衛星時計を買うこと
- 災害などの非常事態に弱いので、電波時計を過信しないこと