こんにちは。革靴を修理したりカスタムしたいけど、どんなメリット、デメリットがあるの?
どこにいけばいい修理してくれるの?という疑問があると思います。今日は私の体験談を活かして書いていきたいと思います。
まず、靴修理屋さんに出すことのメリットやデメリットてなに?
【靴屋さんに出すメリット1】 自分好みの靴にすることができる
靴修理屋さんに出すことのメリットはカスタムすることができることです。『これいいな』とおもったパーツを選んで修理してもらうことができます。
改造すると自分だけの靴を手に入れることができます。
以下の写真は私物の『ピストレロ オフィサー』です。
カスタムした時の感想はこちらです。
ちなみにカスタムする前の靴はこちらです。すごく表情が変わりましたね。
【靴屋さんに出すメリット2】 修理費が安くなる
正規ルートの修理と比べて修理費が安くなるのでお金の節約になります。
たとえば、革靴のソールがダイナイトソールだった場合、ダイナイトソールを扱っている修理屋さんにいって修理してもらうと安くなります。
ちなみにダイナイトソールとはこのソール(靴裏)になります。
ダイナイトソールはイギリスのハロボロー社が生産しているソールになります。ラバーソールといえばこれというソールになります。
色んなメーカーが使っているソールです。個人的な体感としてはラバーソールの80%以上はこのソールですので、大抵の革靴修理屋さんではおいてあります。
わざわざメーカーに修理に出さなくても、靴修理屋さんでも修理することが可能です。
靴修理屋さんに出すことのデメリット
【靴屋さんに出すデメリット1】 靴がもっているオリジナリティがなくなる
靴がもっているオリジナリティがなくなるとは『純正のパーツが使われない』ことです。
どういうことかというとメーカーによっては独自開発したソールや製法があります。
ほかの靴修理店にもっていくと代わりのソールの材料や製法がちがってくるので、オリジナリティが失われます。
例えば『パラブーツ ランス』に使われる分厚いソールはパラブーツだけのオリジナルです。
正規ルート以外のところで修理するとあのソールは2度と使われません。
メーカーによってはソールに自社のブランド名が書かれていることもあります。
それがなくなるのが嫌な人は正規ルートでの修理をおすすめします。
【靴屋さんに出すデメリット2】 どれくらいのスキルがあるかわからない
靴の修理屋さんによっても技術力はまちまちです。私が体験したものだと修理してもらったあと郵送で届けてもらいました。
郵送で届いた2日後に修理してもらった靴を履いて、靴を脱ごうとしてかかとをもって靴を脱ごうとしたときの話です。
かかとをもって脱ごうとしたらかかとのソールとヒールの間の接着剤の力が弱かったのか危うく、かかとが取れそうになったことがありました。
その靴は急いで別の靴修理店にもっていき修理してもらいました。
そのようなことがあったので、きちんと技術力のある靴の修理屋さんに出すことをおすすめします。
靴のカスタムについて語る動画はこちら
せっかく靴を修理してもらったのに、また修理に出さなくてはならなくなるというのは防ぎたいですよね。
そこで私がおすすめする靴修理屋さんを3つ紹介していきたいと思います。
靴マニアの私がおすすめしたい修理屋さん3選
- UNION WORKS(ユニオンワークス)
『海外製の靴の修理といえばここ!』というくらい修理体制がしっかりしている修理屋さんです。
東京を中心に展開している修理屋さんで、25年以上の靴修理のキャリアがあります。
細かいところの修理だけでなく、カスタムも受け付けてくれました。技術力に定評があり、『ピストレロ オフィサー』のカスタムもここで行いました。
忙しい人や遠方の人でも利用できるように郵送できるシステムもありますので、安心です。
- Re Olds(リオールズ)
福岡県にある靴修理屋さんで、福岡に住んでいた時にお世話になりました。リーガルの2504をカスタムしてもらったり、カスタムのアイディアに付き合っていただきました。
個人での経営ですので、若干納期は長めかなという印象ですが、技術力はある修理屋さんです。
こちらのお店も郵送対応しています。
- アノン
北海道に店を構える靴修理屋さんで、blogに修理した靴の写真を公開しているのが特徴的な修理屋さんです。
その写真から技術力の高さとカスタムのアイディアを求めにHPをかくにんしていました。
アノンのホームページは私が靴のカスタムを行うときにどんなカスタムをしようかなと考えているときに参考にしています。
ホームページはこちらになります。https://shoerepairanon.tumblr.com/
地図はこちらです。
まとめ
- 修理屋さんに出すと正規ルートよりも安く修理ができる
- 自分が気に入ったものを選んで修理できる
- 純正品しか扱ってない素材は使えないこともある
- 技術力がどれくらいあるのかわからない
ビブラムヒールに変えてみた体験談はこちら