こんにちは。今日は抑えておきたいロレックス以外の時計について書いていきたいと思います。
- 1.Jager-LeCoultre(ジャガールクルト)
- 2.LONGINES(ロンジン)
- 3.Tudor(チューダー)
- 4.OFFICINE PANERAI(オフィチーネ・パネライ)
- 5.Bretling(ブライトリング)
- 6.IWC (アイ・ダブリュー・シー)
- 7.Zenith(ゼニス)
- まとめ
1.Jager-LeCoultre(ジャガールクルト)
Jager-LeCoultre(ジャガールクルト)はスイスの腕時計です。特に有名なモデルはレベルソという四角い時計です。
Jager-LeCoultre(ジャガールクルト)は1833年にスイスで創業した時計メーカーです。技術力があり、スイスの時計メーカーでも一目置かれる時計メーカーとしても有名です。
時計の中の機械の評判が良く、様々な時計メーカーに中の機械(キャリバーという)を供給する企業(エボーシュメーカーという)こともやっています。
そのため時計愛好家やメーカーからも高い評価が得られているメーカーです。
レベルソの開発のエピソードの1つに『ポロのプレー中に時計のガラスが割れないような工夫がされている時計がほしい』という要望から生まれました。
レベルソは『時計のケースが回転する』のが特徴です。時計のケースが回転することによってガラスの破損が防ぐことができるようになりました。
最近ではいろんなバリエーションがでてくるようになりました。
2.LONGINES(ロンジン)
LONGINES(ロンジン)もスイスの時計です。1832年創業の時計メーカーです。
ちなみにロレックスの創業は1905年なので、ロレックスよりも歴史のある時計メーカーとなります。
ロンジンの腕時計の特徴はなんといっても上品さです。なので大人の男性に合う腕時計が多いのが特徴です。
3.Tudor(チューダー)
最近日本でも展開されるようになった時計です。実はTudor(チューダー)はRolex(ロレックス)のセカンドラインです。
元々イギリスで創業したRolex(ロレックス)社ですが関税の高さにより、スイスに本社を移すことにしました。
そのためイギリスではRolex(ロレックス)が売れなくなり、その対応策としてイギリスにはTudor(チューダー)を展開させるようになったという経緯があります。
部品はRolex(ロレックス)社と同じものを使用していますが、中の機械は別のものをつかっています。
Tudor(チューダー)はRolex(ロレックス)とは異なり、自由なデザインが好まれています。
またRolex(ロレックス)と比べてもお求めやすい値段設定になっているので、気になった方はぜひ確認してみてください。
『Rolex(ロレックス)だと普通だからTudor(チューダー)にした』というエピソードがあります。
2019年の3月くらいまで日本ではTudor(チュードル)と呼ばれていましたが、2019年の4月ごろからTudor(チューダー)と呼ばれるようになりました。
4.OFFICINE PANERAI(オフィチーネ・パネライ)
OFFICINE PANERAI(オフィチーネ・パネライ)はもともと1860年イタリアで創業した腕時計です。今現在はスイスに本社があります。
もともと輸入時計や計器を扱っていた企業であり、第1次世界対戦ではイタリア政府から防水性と視認性の高い腕時計の作成を依頼され、完成したのがラジオミールという時計です。
OFFICINE PANERAI(オフィチーネ・パネライ)の腕時計の特徴はなんと行っても大きくて分厚い時計であることです。
もともとダイビングスーツの上から付けることを想定して大きい腕時計となりました。
日本では2005年ぐらいからデカ厚(でかくて厚い時計のこと)ブームが流行し、2007年位まで40ミリ以上の時計の大きさが流行しその流行が続きました。
今現在ではその流行が落ち着きましたが、一部の時計では定番化するようになりました。
5.Bretling(ブライトリング)
Bretling(ブライトリン)はスイスに本社を構える時計メーカーです。
もともと飛行機のコクピットの中の計器を作っていたメーカーであり、クロノグラフの時計制作を得意とするメーカーでもあります。
いまでもプロフェッショナルに愛用される時計制作を続けており、クロノグラフだけでなく、ダイバーズウオッチも製造しています。
今現在でもその高性能な時計作りが続けられており、プロのパイロットやプロのダイバーなどにも使用されています。
6.IWC (アイ・ダブリュー・シー)
IWC(アイ・ダブリュー・シー)は正式名はInternational Watch Company(インターナショナルウオッチカンパニー)です。
アメリカ人時計技師フロレンタイン・アオリスト・ジョーンズによってスイスのシャフハウゼン州に設立しました。
時計業界でも珍しいのは名前が英語読みであることと、時計会社はスイスでもフランス語を話す地域であるジュネーブに置かれることが多いです。
しかしこの会社はドイツ語を話す地域であるシャフハウゼン州におかれており、モデルによっては時計にはSchaffausen(シャフハウゼン)と書かれているのはそのためです。
このブランドは自社の時計に関しては永久的な修理をすると宣言しており、いつの時代のIWCの時計でも修理してくれる企業でもあります。
7.Zenith(ゼニス)
Zenith(ゼニス)は1865年に創業したスイスの時計メーカーです。
なかでも1969年に発明されたZenith(ゼニス)社のクロノグラフのEl Primero(エル・プリメロ)は世界初の自動巻きのクロノグラフとされています。
1970年には『クオーツショック』と呼ばれる電池式時計の発明により一時機械式時計の存在が脅かされ、El Primero(エル・プリメロ)のノウハウの削除されようとしていました。
会社の命令を無視しなんとかノウハウを保管し、1984年に復活し、今でもZenith(ゼニス)社の看板として今でもZenith(ゼニス)社を支えています。
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まとめ
- Jager-LeCoultre(ジャガールクルト)は様々な時計メーカーに機械(キャリバー)を作って納入する時計メーカーでもある
- 四角い腕時計で有名なレベルソはポロ選手の要望で作られた
- Tudor(チューダー)はロレックスのセカンドラインで、もともとはロレックスが売れないイギリスでの販売用に作られたものであった
- Tudor(チューダー)は中の機械(キャリバー)はロレックスとは別物だがそれ以外はロレックスと同じものを使っている