こんにちは。靴が好きになったけどどんな靴があるかわからないと悩んでいませんか?
ネットで本格的な革靴の値段そ調べてみると5万円代・・そんなにお金出せない・・と悩んでいませんか?実は私もそうでした。
あんまり安い値段の革靴って大丈夫なの?って思っていたこともありました。しかし本革で、きちんと手入れできる革靴が2万円代から買えるんですよ!!
そこで私も買ってみた2万円から3万円で買える靴を紹介していきたいと思います。
なぜ2,3万円の革靴を紹介するの?
理由としては2,3万円代の革靴は製法がしっかりしている本格革靴の入門として入っていける値段となります。
もちろんそれ以下の値段の革靴もありますが、本革でなかったり、使い捨ての革靴だったりします。
なので手入れしたり修理したりすることができる練習として個人的におすすめしたい革靴を紹介していきたいとおもいます。
2万円代の靴の紹介について
2万円代で買える革靴① ピストレロ(pistlero)
ピストレロは1993年にメキシコで創業した靴ブランドです。日本ではアマゾンや楽天市場で販売しています。
2万円代で買える靴であるにも関わらず、しっかりした革を使っています。内側までしっかり革が使われているのが好印象です。手を抜かない生真面目さが伝わってきます。
写真をご覧ください。内側までしっかりと革張りがされています。この価格でここまでやってくれるのはうれしいですね。
私物のものはビブラム#2040ソールに交換しました。ミッドソールも追加したので1万5千円くらいでした。ビブラム#2040ソールに変えて非常に歩きやすくなりました。
メインはワークブーツですがアメリカンなドレスシューズも作っているので、興味があるかたは調べてみるのもいかがでしょうか。
私はThree Woodさんというネットショップで購入しました。下に表示しておきます。
カスタムする前のピストレロ(pistlero)はコチラです。こちらのお店で購入しました。早い発送と丁寧な対応で好印象でした。
2万円代で買える革靴② バーウィック(berwick 1707)
バーウィックとはスペイン生まれの革靴です。1991年創業でありながらしっかりとした実力があるブランドです。最近セレクトショップでの注目が高まっています。
ロゴの1707はスペイン継承戦争の1つ『アルマンサの戦い』で功績をあげたバーウィック侯爵をたたえたとされており、ブランドの名前もここからつけられたそうです。
特徴的なのは低価格でしっかりとした品質のスウェード、コードバンを使った靴を作っておりピストレロ同様におすすめしたいブランドです。
2万円代で買える革靴③ リーガル(Regal)
リーガル(Regal)は日本の靴メーカーです。主力となる商品は3万円代から4万円代のものが主力になりますが、2万円代で買える革靴も製造しています。
2万円代の リーガル(Regal)となるとローファーやガラスレザーを使ったものがメインとなります。
例えば、2504NAといったリーガル創業時から発売されていたクラシックなものからJE03AHのようなタッセルローファーが25300円(2021年6月現在)で購入可能です。
こちらがJE03AHを履いた時のイメージです。
になります。サイズは24でしたが、若干かかとがゆるいと感じたので、もうハーフサイズ小さくてもよかったんじゃないかと思っています。
ひもがない靴は同じブランドでもサイズ感が変わってきますので、そこが難しいところになります。
下が2504NAになります。ガラスレザーを使っています。
また何度も靴の修理が可能なグッドイヤー製法だけでなく、足あたり柔らかなマッケイ製法を使用した靴もあります。
マッケイ製法とは主にイタリアの革靴で使用される製法でグッドイヤー製法に比べて足当たりが柔らかいのが特徴ですが、1,2回の修理しかできません。
マッケイ製法はグットイヤー製法と比べて頑丈ではないのでガッツリ歩きたいという方には不向きです。
2万円代で買える革靴④ Dr.Martin(ドクターマーチン)
Dr.Martin(ドクターマーチン)は1947年にクラウス・マーチン博士によって創業された靴ブランドです。
クラウス・マーチン博士は休暇中に足首を怪我をし、ドイツ軍から支給されるブーツは足を怪我した人に適さないと気づいたそうです。
そして履き心地を良くするためのブーツ作りのためにドイツ空軍基地から廃棄されるゴムタイヤを材料としてブーツを作ったのがこのブーツの始まりです。
1952年にイギリスの靴メーカーである、R.グリッグス・グループ.ltdによって買収されDr.Martin(ドクターマーチン)はイギリスのメーカーとなりました。
やがて郵便局員や、ミュージシャンに愛用されるようになり、イギリスでも一躍有名になりました。
革はガラスレザーを使っており、雨にも強いのが特徴です。黄色いステッチが印象的です。
値段も正規品でも2万円代で買える靴なので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
2万円代で買える革靴⑤ HARUTA(ハルタ)
HARUTA(ハルタ)は1917年に東京で創業した靴メーカーで主に学生服に合わせる革靴を製造する靴メーカーとして有名です。
HARUTA(ハルタ)のつくる靴の特徴は2万円代でお釣りが来るくらいの値段の靴であるのに対し、高い品質を誇っています。しかも国産の靴です。
ローファーの種類が豊富で、ビジネスでもガッツリ履いていける丈夫さを持つ靴を製造している靴メーカーとなります。
またローファーだけでなく紐がついた革靴も販売されています。値段も2万円もだすとお釣りが来る価格となっているので、靴好きだけどお金がない・・という方にぜひおすすめしたいブランドとなっています。
ちなみに紐のついた靴はこちらからどうぞ
2万円代で買える革靴⑥ クインクラシコ(Queen classico)
クインクラシコ(Queen classico)は株式会社Q.R.Cによって生産されている国産の靴です。ちなみに株式会社Q.R.Cは兵庫県神戸市にある会社です。
クインクラシコ(Queen classico)の靴は洗練されたデザインでありながらも2万円で買えるコストパフォーマンスに優れた靴が多いのが特徴です。
クインクラシコ(Queen classico)は4つのシリーズに分けられています。
- SAシリーズ:全て国内の材料にこだわった完全な国産靴
- SHシリーズ:履いた瞬間から足あたり柔らかな靴
- ISシリーズ:シルエットが細身で色ツヤにこだわった色気のある靴
- ORシリーズ:つま先が丸みを帯び、クラシックな感じの靴
の4つに別れています。
3万円台の靴について
この価格帯になるとしっかり作りこんでいる靴が多くなります。コストパフォーマンスに優れており、革自体もしっかりしたものが多くなります。
まず最初にいい靴が欲しいならこの価格帯を確認するのがおすすめです。
- リーガル(リーガルオリジナル、シェットランドフォックス、リーガルトーキョー)
- スコッチグレイン
- ジャラン・スリウァヤ(Jalan Sriwijia)
3万円代で買える革靴① リーガル(Regal)
リーガルはお店である全国のリーガルのお店で展開している『リーガルオリジナル』、銀座にのみある『リーガルトーキョー』、『シェットランドフォックス』の一部モデルが候補に挙がります。
シェットランドフォックスは取扱店が日本全国にあるので、リーガルトーキョーよりも買いやすいです。
3万円代で買える革靴② スコッチグレイン
スコッチグレインも候補に挙がってきます。私物はビブラム#2870ソールにカスタムしています。ビブラムソール特有の弾力が履き心地を良くしてくれています。
カスタムしない場合、この靴はコルクではなくスポンジを使用しているので履き心地の好みが分かれると思います。
ミッドソールをはさむことがマイブームだったこともあり、はさんでみると・・分厚い
失敗したなと思いました。正直はさむ必要なかったなと思います。この靴の革質はリーガルの靴よりも弾力があって手入れしがいもあるので好きです。
最初の1足としてこのブランドをあげる方が多いのですが、納得の革靴だと思います。
この靴も内側は革張りです。
3万円代で買える革靴③ ジャランスリウァヤ(Jalan Sriwijia)
ジャランスリワヤは1919年にインドネシアで創業した靴ブランドです。もともとはオランダの植民地であったことから軍隊の靴を製造するメーカーでした。
創業者の息子がイギリスへ靴修行へ行き靴の製法を学びました。次にフランスへ行き革について学びました。
そのような経緯もありフランス産の革を使った本格的な質の高い革靴を生産しており、セレクトショップをはじめとして百貨店などでも高い評価を得ています。